Hot Wheels MAZDA RX-3 レビュー|“デフォルメで暴れるロータリー”が最高に楽しい!

ちびボディにロータリーの魂をギュッ!見た瞬間にニヤける、笑顔確定の一台。
はじめに
Hot Wheelsの人気デフォルメ枠TOONEDに、マッドブラックカラーの“サバンナ”ことマツダ RX-3が登場。極端に背を高く、トレッドをガツンと張ったこのプロポーションは、レースシーンの熱とガレージの匂いまで運んでくるよう。今回のモデルはブラックのマッドマイク風グラフィック。デフォルメなのに、RX-3の獰猛さはしっかり残る—この落差がクセになります。
車種の解説
キャスティングは実在のドリフトアイコン**“Mad Mike” WhiddettのRX-3(TROBUL)モチーフ。TOONEDらしい“ギュッと圧縮”した造形で、オーバーフェンダーやダックテール、フロントマスクの三角バッジ意匠まできっちり拾っています。設定からして熱量高めのモデルです。
フロント

台形グリルの奥に見える三角形意匠(ロータリーを想起)と、分厚いバンパー。今回のモデルはライトもブラック一色となっていますが、ヘッドライトのみ自分で部分塗装するだけでも十分映えそう。リップ一体の下回りで“地面を噛む”雰囲気を演出。デフォルメの面構成が巧く、写真映えします。
リア

張り出したダックテールと、バンパーがポイント。ガレージビルドの空気をまとわせています。小さな車体に情報量を無理なく押し込むバランスが絶妙。内部に見えるロールバーがまた外連味がありカッコイイ!
サイド

極太オーバーフェンダーにリベット風モールド。ドアには**「MAD MIKE MOTORSPORT」**ロゴや日本語表記で“ロータングクラーン”まで再現(印刷の掠れ表現がたまらない)。ローダングクラーンは調べても意味までは分かりませんでした、、、ブラックホイール+深いディッシュで、トゥーンド的(チョロQ的)かわいさと旧車の暴力的ワイド感の両立がこのモデルの真髄。
トップ&ボトム


上から見るとキャビン高め×ショートデッキのTOONED比率が際立ちます。ボンネットのプリントもサイド同様マッドマイクのプリントあり。底面はあっさり目でありつつ一部は造形あり。
スケール・ギミック
- スケール:TOONED仕様
- ギミック:なし
- 構成:ダイキャストボディ/プラシャーシ
発売情報
- シリーズ:Hot Wheels ベーシックカー
- サブシリーズ:COMPACT KINGS(8/10)
- カードNo:196/250
- 発売日:2025年10月
おわりに

TOONEDは“かわいさ”で惹きつけて、本質(車のキャラ)で落とすシリーズ。このRX-3はまさにそのど真ん中。ロータリーの尖った個性を、親しみやすい造形で“増幅”してくれるから、棚に置けばコレクションのリズムが一段上がるし、写真に入れれば画面が一気に“走り出す”。
そして何より、手のひらの上でクルクル転がすだけで車好きの原点に戻れる—そんな“玩具の魔法”が詰まっています。初版のオレンジで入門するもよし、今回のブラックで渋カッコよく決めるもよし。TOONED RX-3、これは集めるほど楽しくなるタイプの名キャストです。
では、今回はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。
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