Hot Wheels MAZDA RX-7 FD レビュー｜「白×HKS」の最強コンボ。ロータリーロケットは永遠に美しい
「日本車で一番美しい車は？」 この問いに対する答えは人それぞれですが、「マツダ RX-7 (FD3S)」と答える人はかなり多いはず。 今回レビューするのは、そんなFDの魅力を凝縮したホットウィール、「MAZDA RX-7 FD」です。 しかも、ただの純正仕様ではありません。 純白のボディに「HKS」のロゴ。チューニングカー全盛期を知る人なら、この組み合わせだけで白飯がおかわりできるはずです。
はじめに
ホットウィールの「Fast & Furious（ワイルド・スピード）」シリーズでリリースされたモデルです。 FD3S型RX-7は、マツダが誇るピュアスポーツカー。 流れるような曲面で構成されたボディデザインは、登場から30年以上経った今でも古さを微塵も感じさせません。 今回のモデルは、そんなFDに派手すぎないエアロとスポンサーロゴをあしらった、通好みな「ストリート・チューンド」仕様をレビューしていきます。
車種の解説
1991年に登場した3代目RX-7、通称「FD」。 シーケンシャル・ツインターボを搭載したロータリーエンジン（13B-REW）は、軽量な車体と相まって「ロータリーロケット」の名にふさわしい加速を見せました。 ハンドリングも切れ味鋭く、乗り手を選ぶ「ピュアスポーツ」としての地位を確立。 映画や漫画での活躍もあり、今や世界中でカルト的な人気を誇るJDM（日本仕様車）アイコンの筆頭です。
フロント
リトラクタブル・ヘッドライトは閉じた状態。 FD特有の滑らかなノーズラインが強調されています。 注目はバンパー下部のリップスポイラー。 ガンメタで塗装されており、車高の低さを際立たせています。 ウインカーレンズやダクト類もタンポ印刷で再現され、のっぺりしがちな白いボディにメリハリを与えています。
リア
FDのお尻は、いつ見てもセクシーです。 一文字に繋がったテールランプは、スモークがかった塗装の上から赤く彩色されており、実車のブラックアウトされたレンズの雰囲気がよく出ています。 リアウイングは純正の前期型に近い、少し低めのデザイン。 派手なGTウイングもいいですが、ボディラインを崩さないこの形状もまた良き。 バンパー下部から覗くマフラーも、スポーティに決まっています。
サイド
このモデルのハイライトは、やはりサイドのグラフィックでしょう。 ドアからリアフェンダーにかけて大きく描かれた「HKS」のロゴ。 日本の老舗チューニングパーツメーカーのロゴが入るだけで、この車が「ただ者ではない」ことが伝わってきます。 ホイールはダークグレーの5スポーク（星型）。 白いボディとのコントラストが美しく、足元を引き締めています。 Aピラーからルーフにかけての流麗なラインは、ホットウィールになっても健在です。
トップ＆ボトム
上から見ると、FDの特徴である「ダブルバブルルーフ（中央が少し凹んだ形状）」が再現されているのがうっすらとわかります。 空気抵抗を減らすための機能美ですね。ボディラインの繋がりが美しく、FDの彫刻的な美しさを堪能できます。 シャーシ裏はディフューザー形状やサスペンションアームなどがモールドされており、メカニカルな雰囲気は十分。
スケール・ギミック
- スケール：1/64
- ギミック：なし
発売情報
- 製品名：Hot Wheels – MAZDA RX-7 FD
- シリーズ：Fast & Furious
- 型番：HKD22
- 発売時期：2023年4月
ここが推し！
- 永遠の憧れ「FD」：どんなスーパーカーが隣に来ても見劣りしない、奇跡のデザイン。
- HKSロゴの説得力：ホワイトボディにブルーのロゴが映えます。
- 美しいリアビュー：テールランプの再現度が高く、後ろ姿だけでお酒が飲める。
おわりに
Hot Wheels「MAZDA RX-7 FD」は、ロータリーエンジンの夢とロマンを、手のひらサイズに凝縮した一台です。 燃費が悪い？維持費が高い？そんなことはミニカーの世界では関係ありません。 ただひたすらにカッコいい。それだけで十分なのです。 日本屈指のピュアスポーツカーが手元にあるだけでテンションが上がります！今回のモデルは派手ではない分、シンプルにRX-7の良さを味わう事ができます。アペックスシールの摩耗も気にする事なくガンガン走らせる事ができますので見かけた際には是非、手に取ってみてください。
では、今回はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。
