トミカプレミアム スバル サンバー レビュー|軽トラの魅力がギュッと詰まった1台!


はじめに
今回は、トミカプレミアムより登場した「スバル サンバー」を紹介。2024年に新たに加わったこのモデルは、発売記念仕様のホワイトと通常仕様のブルーの2バージョンが存在し、どちらも実車の魅力をしっかりと再現している。軽トラックとして親しまれるサンバーが、1/55スケールでどのように表現されているのか、細部までチェックしていこう。
車種の解説
スバル サンバーは、1961年の初代登場以来、長年にわたり軽商用車として進化してきた1台。今回モデル化されたのは、スバルが生産を担当していた時代の最終型に近い、6代目(TT2系)をベースとしている。
サンバー最大の特徴は、軽トラでは珍しいRR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウト。エンジンを荷台下に配置することで高い荷重安定性と低床荷台を実現しており、農業・配送・建築など多くの現場で活躍してきた。特にスバル製サンバーは、4気筒エンジンと後輪駆動による粘り強い走りが評価されていた。「農道のポルシェ」と言われ親しまれた車両だ。


フロント
無骨で実用的な雰囲気を持つフロントマスクは、シンプルながら特徴的。ヘッドライトはクリアパーツで造形され立体感のある作りとなっている。ホワイト仕様ではスッキリとした白が映え、ブルー仕様ではグリル部分がブラックで塗り分けられており、印象が異なる仕上がりになっている。


リア
荷台のアオリ(三方開き)のモールドや、リブの入った荷台床面の再現など、リア周りも手抜きがない。ナンバープレート部分やテールランプには塗装が施されており、完成度は高め。フロント同様にナンバープレートが軽自動車用の黄色になっており、これがミニカーだと良いアクセントカラーとなって映えます。


サイド
サイドビューからは、サンバーのキャブオーバー型らしい寸詰まり感と低床の荷台がしっかりと再現されている。ドアや燃料キャップなどのモールドもシャープで、実車の質実剛健な印象が伝わる。シルバーの鉄チンホイールも実車らしさを高めている。




トップ・ボトム
上から見ると、ルーフや荷台のリブ形状までしっかり作り込まれていることが分かる。底面の造形もしっかり入っており気合いのはいった作り込みがなされている。またシャーシは金属製の為、全体的に重量感があるのも嬉しいポイント。
スケール・ギミック
- スケール:1/55
- ギミック:なし
発売情報
- 発売日:2024年3月
- 販売形態:発売記念仕様:ホワイト / 通常仕様:ブルー


おわりに
トミカプレミアムとして初の軽トラックは力の入った造形で所有欲を満たしてくれるモデルでしたっ。このまま、ホンダのアクティとかも発売していただけると嬉しいですね。是非隣に並べて飾りたい。また軽トラと言えば白っ、スバルと言えばブルーを両方発売してくれる所が良いですよね。サンバーはこの6台目を最後にダイハツ ハイゼットのOEMに代わってしまうので、実質これが最後のサンバー。通常仕様のブルーも綺麗な色なので気になった方は是非手に取ってみてほしいモデルでした。
では、本日はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。


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