トミカ博2002 入場記念トミカ ホンダ TN360 レビュー|レトロ感あふれる働く軽トラ!

はじめに
今回紹介するのは、2002年のトミカ博で入場記念として配布された「ホンダ TN360」。昭和の雰囲気が漂う軽トラックが、特別仕様で登場!元となるモデルは1971年発売の黒箱仕様トミカ。車名はTN360となっていますが、モデルチェンジ後のTNⅢ360のトミカになります。コンパクトなサイズ感に、イベント限定のデザインが映える1台。さっそく細部をチェックしていきましょうっ。
車種の解説
ホンダ TN360は1967年に登場した軽トラックで、小回りが利きつつ積載能力も高いことから、街中の配達業務や農作業など幅広いシーンで活躍した名車。1970年にTNⅢ360としてモデルチェンジ。フロントグリルの意匠が変更され、広く、快適になったキャビン、抜群に静かになった強力OHCエンジン、シートベルトを標準装備しヘッドレストもつけられ安全性が向上、新たに豪華なスーパーデラックス仕様もラインナップしていた。当時のカタログキャッチコピーは「稼ぎまくる若いトラック 商売<益々>大繁昌」でした!!

フロント
丸目ヘッドライトに、独特のフロントフェイスがレトロ感満載。シルバー塗装のボディにブラックのグリルが映えて、かなり雰囲気がある仕上がりになっている。細かな色分けはされていないが、それがまた「働く車」らしさを引き立てているかも?

リア
リアゲートには「HONDA」の刻印がしっかりと入っている。こちらもフロント同様に色分けはされていないが、キャビン部分のヒンジ等が造形されており、細かな部分まで作り込まれている印象。

サイド
サイドビューは、ホンダ TN360のコンパクトさが際立つデザイン。ステッカー部分の「TOMICA トミカ博2002」のロゴも、イベント感をしっかり演出し、古い車種ながらもカスタム感が出ているのが面白い。荷台のブラック部分とのコントラストもGOOD。


トップ&ボトム
上から見ると、荷台のシャッター風のデザインが目立つ。シャーシ部分は金属製で若干ではあるが造形が入っている。

スケール・ギミック
- スケール:1/54
- ギミック:スーパースピード・サスペンション・パネルドア開閉
たまに存在するスーパースピードという謎ギミック(笑)
良く走りますよーということでしょうか?
発売情報
- 発売日:2002年4月(トミカ博2002 入場記念モデル)
- 販売形態:イベント限定品

おわりに
ホンダ TN360は、レトロな雰囲気と実用的なギミックが合わさり、かつトミカ博らしい限定モデルでした。イベント限定らしい特別感のあるデザインに加え、実車の魅力もうまく再現されている1台。往年の軽トラファンにはたまらないモデルだと思います。こういう商業車の良さってじわじわとくるんですよね、、、子供の頃に限られたお小遣いで買うかと言われれば、スポーツカーを選んでしまうんでしょうが、こういう身近な車もミニカーにしてくれる所がトミカの良い所ですねっ。
それでは、今回はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。
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