Hot Wheels VOLKSWAGEN T2 PICKUP レビュー|“VWサービス隊のローダウン仕事人”

マットなブルーにオレンジのライン、側面はドイツ語で「Schnell zur Stelle: VW-Kundendienst」。要は“急行・VWサービス”。この時点でキャラ立ちは完了。
はじめに
ローダウンの姿勢がまず効く。白いバンパーとベースで全体が軽く見えつつ、荷台は金属感のあるリブ模様でギュッと締まる。そして荷台の奥から覗くメカの塊——Hot Wheelsらしいカスタム解釈で、眺めても転がしても楽しい一台。
車種の解説
実車のT2はフォルクスワーゲンの“タイプ2”の二代目。リアに空冷フラットフォーを積むレイアウトで、バン/バス/ピックアップ(シングル&ダブルキャブ)と用途に合わせた派生が多い。整備車両や工事用といった“働くクルマ”としても活躍し、四角いキャビンと丸目の顔で世界中にファンがいる。
フロント


丸目と大きなVWラウンドエンブレム。面はすっきり、白いバンパーで足もとに抜けを作る。薄いオレンジの帯が一周して、古いサービスカーの雰囲気をさりげなく足してくる。低い車高と相まって“静かに速そう”な顔つき。ヘッドライトをシルバーに塗るだけでも十分満足できる見た目になる事間違いなし!
リア


荷台末端の開口部からメカが顔を出す。この辺のカスタム感はさすがホットウィール!配管やプーリーの起伏が強めで、寄って撮ると情報量が乗る。荷台は全面リブで実用感があり、縁の厚みもあって“積む・載せる”のイメージがしやすく、堅実さとカスタム感がいいバランスで両立している。
サイド

いちばんのメイン面。「Schnell zur Stelle: VW-Kundendienst」の書き込みと、ドア&フェンダーまわりのモールドで“働く用ピックアップ”のムードが完成。ローダウンの車高に細身のホイール、シルバーリムのリングでクラシック感もキープ。ブルー×オレンジの配色が写真で映える。全体的に艶消しカラーな所も他のモデルと違った雰囲気で良き。
トップ&ボトム


上からは荷台のリブがびっしり。シルバー部は樹脂製でメッキ加工されています。
裏は白い樹脂シャーシでシンプルな造形。
スケール・ギミック
- スケール:ホットウィール通常サイズ
- ギミック:特になし
発売情報
- 商品名:Hot Wheels VOLKSWAGEN T2 PICKUP
- 発売日:2024年2月
- シリーズ:Hot Wheelsベーシックカー
- サブシリーズ:HW HOT TRUCKS
ここが推し!
- ローダウン×マット塗装で“軽快な働くクルマ”を演出
- ブルーにオレンジラインの色合いがレトロ感を盛り上げる
- 荷台末端から覗くエンジンがたまらない
おわりに

このモデルのカラーバリエーションは同じ様にレトロ感があるカラーリングの物と、派手なグラフィックがあるものがありますが、個人的にはどっちも好き(笑)その時の気分次第ですが、こう言った仕事用である車がカスタムされているのも好きなんですよねー。よく言われる、××の皮をかぶった狼って言うのがたまりません。しかも、グレー寄りのブルーとオレンジライン×ホワイトのカラーリングなんてどうやってもカッコよくなります。この渋い1台、気になった方は是非手にとって見て下さい。


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