Hot Wheels 1967 VOLKSWAGEN SAMBA BUS レビュー|旅の主役は景色?料理?いやいやサンバ バスでしょう!

オレンジ×ワインの2トーン、銀モールでグルッと締め。屋根のラックは2基ドン載せ。はい、旅する気マンマン。
はじめに
一発で“楽しんでる”のが伝わるバス。低めの車高にメッキ系5スポーク、前後バンパーはゴツめで、雰囲気は完全にクルーズ仕様。塗装はオレンジが主役で、上半分のワインレッドと銀ラインの相性が良い。そんな今回のサンバ バスを詳しく見ていきましょう!
車種の解説
実車のサンババスはタイプ2(T1)系のデラックス版。特徴は分割フロントウインドーと小さなスカイライト窓、そして大きなスライディングルーフ。リアに空冷水平対向を積むRRで、ゆったり走って“景色を楽しむ”のが似合う。1967年はT1最終期の年式で、翌年からはT2へバトンタッチする節目でもある。
フロント


スプリットウインドーに大きなVWエンブレム。丸目のライトまわりは銀縁で強調され、バンパーはカスタム感のある太めの造形。真正面から見ると、細いV字モールが効いて“古き良き”と“今風ローダウン”がいいところで握手している。フロントガラスが少し開いているのも芸が細かい。
リア


リアゲートはシンプルだけど、黒地に黄色文字の「FLUFFY」プレートがユーモラスに主張。バンパーは前同様がっしりで、腰高になりがちなバスをグッと引き締める。後ろ姿だけで“のんびり遠出して、夜はそのまま車内で談笑”の絵が浮かぶ。プレミアムラインなので、前後共に塗り分けもバッチリです
サイド

窓のリズムがやっぱりサンバの醍醐味。ローダウンと大径ホイールで古さを崩さず今っぽく、ドアやルーバーのモールドもちゃんと残す。ボディの銀モールもドアノブもしっかりとプリントされています。
トップ&ボトム


トップはグレーの大型ラックが前後にドン、中央の開口からベージュ内装がのぞく。スリット多めの天面は“積んで走る”の説得力が高い。
シャーシも金属製なので、全体的に重量感のある1台になっています。
スケール・ギミック
- スケール:Hot Wheels標準スケール感
- ギミック:なし
発売情報
- 商品名:Hot Wheels 1967 VOLKSWAGEN SAMBA BUS
- 発売日:2025年1月
- シリーズ:ブールバード
ここが推し!
- ビビッドな2トーン×銀モールでいかにもなカラーリング
- ローダウン+5スポークでクルーズ感濃厚、でもサンバの記号は死守
- 屋根のラック×2で小物を乗せたくなる“遊び余白”がある
おわりに

メインのシルエットはそのまま、足まわりと色のさじ加減で一気にホットウィールらしさが出てくる感じ。いつものワーゲンバスでしょと言っても、そこはやはり人気どころの車種。コレクション棚に置けば、派手色マッスルの横でも、淡色ユーロの隣でも、空気を明るくして列を整えてくれます。そして人気どころゆえに、色々なモデルが出ているのでカラーバリエーションや他のメーカーの物と並べても良き。発売当時、もっと人気になるかなと思ってましたが、意外とそうでもなかったのは少し意外でした。今でも、売っている所をたまに見かけるので、もし良ければコレクションに加えてみてはどうでしょう?
では、今回はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。


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