Hot Wheels VOLKSWAGEN CORRADO VR6 レビュー|ゴルフでもシロッコでもない、「コラード」という選択肢の渋さ

「フォルクスワーゲンのスポーツモデルと言えば?」 そう聞かれて「ゴルフGTI」と答えるのは優等生。「シロッコ」と答えるのは通。 そこで「コラード」と即答する人がいたら、その人は間違いなく相当なカーマニア(変態とも言う)です。 今回は、そんなVWの隠れた名車をホットウィール化した「VOLKSWAGEN CORRADO VR6」をレビューします。 紫色のボディに、ちょっとヤンチャなワイドフェンダー。 「わかる人にはわかる」カッコよさがここにあります。
はじめに
このモデルは、ホットウィールのプレミアムライン「カーカルチャー Modern Classics(モダン・クラシックス)」シリーズなどでリリースされた一台です。 コラードは、1980年代後半から90年代にかけて生産されたスポーツクーペ。 「VR6」というグレードは、狭角V型6気筒エンジンを搭載した当時のフラッグシップモデルです。 ホットウィールでは、ノーマルの端正なスタイルをベースにしつつ、フェンダーを拡幅して少し「走り屋」っぽいテイストに仕上げています。
車種の解説
コラードの最大の特徴は、何と言ってもそのエンジン。 「VR6」とは、直列エンジン並みのコンパクトさと、V型エンジンの多気筒を両立させた、VW独自の狭角V6エンジンのこと。 その独特な排気音とトルクフルな走りは、多くのファンを魅了しました。 また、速度に応じて自動でせり上がる「アクティブリアスポイラー」を量産車としてかなり早い段階で採用したことでも知られています。 まさに、技術のフォルクスワーゲンを体現した一台なのです。
フロント


角目ヘッドライトと、シンプルな横桟グリル。 ゴルフIIにも似ていますが、より低く、ワイドな顔つきが特徴です。 ヘッドライトのレンズカットまでタンポ印刷で細かく表現されています。 バンパー下部は大きく開口しており、インタークーラーのような造形が見えるのがチューニングカーっぽくて良いですね。 VWエンブレムもしっかり印刷されており、小さいながらも存在感があります。
リア


コラードのお尻、独特ですよね。 スパッと切り落とされたようなデザインに、少し高めのデッキ。 テールランプはオレンジと赤で塗り分けられており、ナンバープレートには「CORRADO」の文字が。 そして注目すべきは、少し跳ね上がった形状のリアスポイラー! 左側2本出しマフラーも相まって、スポーティな雰囲気を醸し出しています。
サイド

サイドビューで目を引くのは、やはり前後フェンダーの盛り上がり。 ノーマルよりも明らかにワイド化されており、太いタイヤを収めるための「やる気」を感じさせます。 ホイールはグレーの10本スポークタイプ(リアルライダー)。 紫色のボディカラーとの相性が抜群で、90年代の走り屋仕様のような雰囲気がたまりません。 メタリックが強く、写真で見るよりも現物はかなりギラついていてキレイです。
トップ&ボトム


上から見ると、クリアパーツでサンルーフが再現されており、少しだけ開いた状態になっています。また、サイドミラーも造形されている所も嬉しいポイント。 シャーシはもちろん金属製で、「VOLKSWAGEN CORRADO VR6」の刻印があります。 排気管の取り回しやサスペンションアームなどもモールドされており、見えない部分へのこだわりも感じられます。
スケール・ギミック
- スケール:1/64
- ギミック:なし
発売情報
- 製品名:Hot Wheels Car Culture Modern Classics – Volkswagen Corrado VR6
- シリーズ:Car Culture Modern Classics
- 発売時期:2023年11月
ここが推し!
- マニアックな車種選択:ゴルフではなくあえてコラードを選ぶ。そのセンスに乾杯。
- 美しいボディカラー:深みのあるパープルメタリックは、夜の首都高が似合いそうな怪しい魅力があります。
- 程よいカスタム感:ノーマルを崩しすぎないワイドボディ化が、実車の良さを引き立てています。
おわりに

Hot Wheels「VOLKSWAGEN CORRADO VR6」は、VWファンだけでなく、90年代のちょっと角ばった車が好きな人にはたまらない一台です。 「これ何て車?」と聞かれたら、「コラードだよ。VR6エンジン積んでてね…」と語りたくなること請け合い。 ただ、熱く語りすぎて引かれないように注意、、、ミニカー好きにはおすすめしたくなること間違いなしの1台なので、見かけたらぜひ保護して、その独特な色気を手のひらで感じてみてください。
では、今回はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。
