MINI-GT Bentley Flying Spur レビュー|派手色のセダンが教える、英国流「遊び」の極致

今回は、高品質な1/64スケールモデルで知られるMINI GTより、ベントレー フライングスパーをレビューします。 目が覚めるような鮮やかなイエローに、全身を引き締めるブラックパーツの組み合わせ。一見すると「ベントレーにこの色は……?」と思うかもしれませんが、見れば見るほど「良いじゃん!」と思わせてくれる、攻めた一台を詳しく見ていきましょう!
はじめに
このモデルは、MINI GTが手掛けた2019年型のベントレー フライングスパーです。 高級車といえば「黒塗り」のイメージが強いですが、このモデルはあえてのイエロー。MINI GTらしい、カッチリとした造形と厚みのある塗装のおかげで、派手な色なのに安っぽさを一切感じさせないのが流石です。
車種の解説
2019年に登場した第3世代のフライングスパー。ベントレーの屋台骨を支える4ドアセダンでありながら、中身はスポーツカー顔負けの性能を秘めた「世界最高のグランドツアラー」として開発されました。4輪操舵(オールホイールステアリング)などの最新技術を惜しみなく投入し、後部座席でくつろぐ快適さと、ハンドルを握った時の楽しさを両立させた、まさに王者のための一台です。
フロント


顔つきでまず目を引くのは、真っ黒に仕上げられた大きなグリル。網目の一つひとつが立体的に作られていて、イエローのボディとのコントラストがとにかく強烈でカッコいいです。 ボンネットの先にある「B」のエンブレムや、バンパー下の細かい空気取り入れ口の塗り分けもスッキリと仕上げられています。ヘッドライトの透明パーツもキラキラしていて、高級車らしい眼力をしっかり感じますね。
リア


テールランプはクリアレッドのパーツの中に模様がしっかり入っていて、1/64スケールとは思えない存在感。 トランクの「BENTLEY」の文字も、指で触ったら消えてしまいそうなほど小さくて細いのに、一文字ずつクッキリとプリントされています。楕円形の左右2本出しマフラーが、静かに凄みを利かせているのも見どころです。
サイド

横から眺めると、この車の「長さ」と「低さ」が際立ちます。前後のホイールの間が長く取られていて、どっしりと地面に根を張っているような力強さがあります。 前フェンダーの後ろには、最高級グレードを示す「Azure」のロゴが、、、虫眼鏡で見たくなるほど小さな文字ですが、これが有るか無いかで満足感は大きく変わります。ホイールも真っ黒で、イエローボディを一層シャープに見せてくれます。
トップ&ボトム


真上から見ると、ルーフが真っ黒に塗られていて、大きなガラスルーフのような質感になっています。この「黒の面積」が絶妙で、車全体を低く、スポーティーに見せています。
スケール・ギミック
- スケール:1/64
- ギミック:なし
発売情報
- 製品名:MINI-GT Bentley Flying Spur
- メーカー:MINI GT
- 発売日:2025年7月
ここが推し!
- 「イエロー×ブラック」のセンス:お堅いベントレーが、一気に都会的なストリートマシンに見える最高のカラーコーデ。
- テールランプの奥行き:ただの赤い板じゃない、内部までこだわった灯火類は一見の価値あり。
ここが気になる!
- ミラーの扱い:ゴム製で折れにくいのは嬉しいですが、柔らかい分、個体によっては少し向きがズレて見えることも。
おわりに

「セダンは渋い色が一番」という固定観念を、気持ちいいくらいに壊してくれる一台でした。デスクに置いておくと、その鮮やかな色がパッと目に入って、気分を明るくしてくれます。モノトーンな車の中にポツンと置いても主役を張れますし、これだけ派手なのに「ベントレーの品格」を失っていないのは、MINI GTの造形力の賜物でしょう。 「普通のミニカーには飽きたけれど、クオリティには妥協したくない」そんな大人の遊び心を満足させてくれる、手に入れて損はないモデルでした。
では、今回はこの辺で。何かの参考になれば幸いです!
