トミカ No.115 トヨタ センチュリー レビュー|黒スーツの品格、白スーツの余裕


色でキャラが変わる。黒は重厚、白は上品。二台で完成する“礼装セット”
はじめに
センチュリーの“格”って誤魔化しが利きませんが、その重厚さをトミカらしい造形ながらもグッと伝えてきます。初回特別仕様はパールホワイト、通常盤はブラック。色が変わるとキャラクターもガラッと変わり、2台並べると“主役&SP”の完成です。
車種の解説
実車は2023年デビューの新型センチュリー(SUVスタイル)。ショーファードリブンの思想はそのままに、背の高さと使い勝手を増した“和製ハイエンド”。静けさと気品で勝負する、日本のラグジュアリーの象徴です。
フロント



特徴的なヘッドライトはクリアパーツと塗り分けで再現。グリル内部のメッシュもしっかりと造形されていて抜かりなし。フロントエンブレムは小さいながらもちゃんと印刷されています。もちろん派手さはゼロ、でも近くでも遠くからでも“只者じゃない”オーラが立つ——そんな押し黙った迫力がよく出ています。
リア



ゲートのど真ん中に「CENTURY」。シルバーの文字でビシッと主張。テールも丁寧に色分けされつつ、モールドがはっきりしている所がポイント高め。ただ色分けされているだけではないトミカなりのこだわりが感じられる部分です。
サイド


長いホイールベースと水平基調のサイドライン。下まわりのシルバーが“袴”みたいに全体を引き締め、黒でも白でも“礼装”感が崩れません。ホイールは標準トミカデザインだが、いつもより車体の格を立てるのに一役買っている感じがする。初回は少し目立たないが窓のシルバートリムも色分けされている。
トップ&ボトム



上から見ると、ブラックは黒艶がズドン。ホワイトはパールの面の限定仕様感が強く、所有欲を満たしてくれる。また、塗り分けでの再現にはなるが初回のみサンルーフの表現がされている。裏面はどちらも同じ。特にディテールはなく極シンプルになっている。この半ツヤのシルバーも車体全体の高級感を引き上げる。
スケール・ギミック
- スケール:1/71
- ギミック:サスペンション
発売情報
- ラインナップ:初回特別仕様=パールホワイト/通常盤=ブラック
- 発売日:2025年5月
- シリーズ:通常トミカ
ここが推し!
- 色で“役回り”が変わる:白の華やかさ、黒の威厳。2台で世界観が完成。
- 黙っていても伝わる迫力:派手なタンポに頼らず、面とボリュームで“格”を描く。
- 塗装が良い:塗膜に余分な厚みがなく、モールドがシャープに見える
おわりに


日本の高級車の代名詞とも言えるセンチュリー。セダンのイメージが強すぎて、SUVってどうなるん?と思ってましたが、こうやってミニカーでもその威厳は感じられる物になっていましたね。白は柔らかく場を華やかにし、黒は一気に緊張感をつくる。どちらも“無言の圧”が魅力です。
コレクション的には2色同時押さえ推奨。同じモデルでも、並べた時の満足度が高い。日常にちょっと“格式”を置いておきたい——そんな気分の時に、そっと手に取りたくなる一台(いや二台)でした。


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