トミカプレミアム No.21 ポンティアック ファイヤーバード

TOMICA

トミカプレミアム No.21 ポンティアック ファイヤーバード レビュー|“アメ車の甘い香り”を手のひら一杯に

EPSON MFP image

机の上でV8の鼓動が聞こえた気がする——そんなノリで遊べるプレミアム枠。

はじめに

プレミアムの中でも“素で絵になる”タイプ。ボディの面がよく動いて、陰影が映える。ドアを開け閉めしながら眺めるだけで、ガレージの空気がアメリカン寄りになる。ザ・アメ車なポンティアック ファイヤーバードを詳しく見ていきましょう!

車種の解説

ポンティアック・ファイヤーバードは、GMの“ポニーカー”代表格。兄弟車のカマロとシャシーを分け合いながら、ロングノーズ&FRの美学を磨いてきた。時代ごとに顔つきは変わっても、基本は「大排気量×後輪駆動×伸びやかなクーペ」。映画やレースで名を上げた“トランザム”のイメージも強く、アメリカン・マッスルのアイコンとして語られる存在。

フロント

鼻先のボリューム感と開口部の作りが、このサイズでも押し出してくる。ライトまわりとバンパーの段差がきれいに拾われていて、真正面から眺めると低く・ワイドに見える。エンブレムやグリルの目地もシャープで、近距離鑑賞に耐える仕上がり。ヘッドライトにはクリアパーツが使用されていますが、奥まっているせいか、あまり目立ちません。改めて、真正面からみると悪い顔立ちしてますね〜

リア

後ろ姿は抑揚がはっきり。トランク~バンパーの面が滑らかにつながり、左右テールの形状も締まりがある。もちろんテールランプもクリアレッドのパーツが用いられています。下側はディフューザー風の造形で“走りの雰囲気”をきっちり演出。真正面よりも少しナナメから見るとフェンダーの張りがよく出る。

サイド

横顔は“ロングノーズ&ショートデッキ”を強調。前後フェンダーのふくらみ、ドアのプレス、サイドシルの抑揚まで、光の当たり方で表情が変わる。ゴールドのホイールと相まって、停車中の“静かな色気”を演出できるのが楽しい。全体的に角張ったイメージのある車種ですが、リア周りは曲線で構成されており滑らかなラインがカッコイイ。リアピラーの小さなマーキングもワンポイントで良き。

トップ&ボトム

上からはキャビンのコンパクトさが効いて、プロポーションの良さが一発で分かる。そして1番目を引くボンネットのマーキングもしっかりと再現されており、コレクション棚でも目を引くポイント。
リアのモールドもしっかりしており、排気やサスまわりの雰囲気づくりも抜かりなし。

スケール・ギミック

  • スケール:1/67
  • ギミック:サスペンション/左右ドア開閉

発売情報

  • 商品名:トミカプレミアム No.21 ポンティアック ファイヤーバード
  • 発売日:2023年5月
  • 販売形態:一般販売

ここが推し!

  • なんと言ってもボンネットのファイヤーバードマーキングがカッコイイ!
  • トミカでは数少ない、アメ車としてコレクション性◎
  • ドア開閉機構があり、ディスプレイに表情付けができる

おわりに

奇をてらわず、ファイヤーバードの根っこ——長い鼻先とFRクーペの伸びやかさ——を気持ちよく手のひらに落とし込んだ一台。フロントマスクの色分けも細かく、ガラス部のモールもシルバーで色分けされており抜かりなし。アメ車好きな方は、ホットウィールを集めていると思いますがトミカプレミアムもいいですよっ!ホットウィールの様な派手さはないものの、ミニカーとしてまさに”本物はときめく”のメッセージ通りの出来だと思います。コレクションの一台として是非手に取って見て下さい。

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