Hot Wheels ’67 FORD ANGLIA RACER レビュー|「ハリー・ポッター」のあの空飛ぶ車が、まさかのガチムチ・レーサーに転生!?

映画『ハリー・ポッター』で、ロンとハリーを乗せて空を飛んだ水色の車、覚えていますか? そう、あれがイギリス生まれの大衆車「フォード・アングリア」です。 今回ご紹介するのは、そんな魔法界の人気者が、マッスルなボディを手に入れてサーキットに舞い戻ってきた一台。 ホットウィール ブールバードシリーズから登場した「’67 FORD ANGLIA RACER」をレビューします。
はじめに
「アングリア?ああ、あの可愛い車ね」と思ったあなた。 このホットウィールを見たら、そのイメージは覆ります。 オーバーフェンダーで武装し、車高を極限まで落としたその姿は、もはや「空を飛ぶ」必要なんてないと言わんばかり。 「魔法より馬力だ!」というパワー至上主義を感じさせる、男前すぎるアングリアです。 デスクに飾れば、仕事のトラブルも魔法のように(あるいは力技で)解決してくれるかもしれません。
車種の解説
ベースとなったのは、1959年から1967年まで生産された4代目フォード・アングリア(105E型)。 特徴的なのは、リアウィンドウが逆斜めに傾斜した「クリフカット」と呼ばれるデザインです。 このモデルは、そんなアングリアをレーシング仕様にカスタムしたもの。 実車でもヴィンテージレースなどで活躍しており、軽量ボディを活かしたキビキビとした走りが魅力です。 ちなみに、この青と白のストライプが入ったカラーリングは、往年のフォード・ワークスカラーを彷彿とさせます。
フロント


まず目に飛び込んでくるのは、バンパーレス化され、大きく口を開けたフロントマスク。 「可愛い」要素はどこへやら、完全に「やる気」の顔つきです。 丸目のヘッドライトはタンポ印刷が施され、クラシックレーサーの雰囲気が抜群。 ボンネットにはゼッケン「67」。これは年式(1967年)とモデル名を掛けているのでしょう。 細かいですが、グリルの奥に見えるオイルクーラー(のような造形)まで再現されており、こだわりを感じます。
リア


アングリア最大の特徴である、逆スラントしたリアウィンドウ。 雨の日でもリアガラスが濡れにくいという実用的なデザインだったそうですが、今見ても独創的でオシャレです。 リアバンパーも取り外され、センター寄りのマフラーがちょこんと顔を出しています。 テールランプの赤い塗装が、青いボディの良いアクセントになっていますね。 トランクフードにもしっかりとストライプが走り、後ろ姿にも隙がありません。
サイド

室内を覗き込むと、ロールバーが張り巡らされており、助手席は撤去され、運転席もバケットシートに変更されているのがわかります。 まさに「戦うためのコクピット」。ドアには「FORD RACE TEAM」の文字と、各種スポンサーロゴ。 ホイールは白の深リムタイプ(リアルライダー)で、タイヤのムチムチ感がたまりません。 これだけ車高が低いと、もうホグワーツへ飛んでいくことは不可能でしょう。地面を這うように走るのみです。
トップ&ボトム


上から見ると、ルーフを通る太いホワイトストライプがよく目立ちます。 そして見てください、このフェンダーの膨らみ! ノーマルの華奢なボディに、無理やり太いタイヤを履かせるためのオーバーフェンダー。 この「取ってつけた感」こそが、旧車カスタムの醍醐味です。シャーシ裏はメタル製ではなくプラスチック製で、造形はあっさりめ。
スケール・ギミック
- スケール:ホットウィール標準サイズ
- ギミック:なし
発売情報
- 製品名:Hot Wheels Boulevard – ’67 Ford Anglia Racer
- 型番:HKF32 (No.86)
- シリーズ:Hot Wheels Boulevard(ブールバード)
- 発売時期:2024年1月
ここが推し!
- 魔法使いもびっくりな変貌ぶり:あの可愛いアングリアが、ここまでマッチョになるとは。ギャップ萌え間違いなし。
- 美しいブルーの塗装:深みのあるブルーに、鮮やかなホワイトストライプ。清潔感とスポーティさが同居しています。
- お尻のデザイン:やはりこの逆斜めのリアウィンドウは、他にはない個性。ずっと眺めていたくなります。
おわりに

「’67 FORD ANGLIA RACER」は、映画でお馴染みの車が、もし本気でサーキットを走ったら?という夢を形にしたような一台でした。 ミニカーに詳しくない人でも、「これ、ハリー・ポッターの車なんだよ」と言えば会話のネタになること間違いなし。 ただし、「空は飛ばないの?」と聞かれたら、「重すぎて飛べなくなったんだよ」と優しく教えてあげてください。 見かけたらぜひ手に入れて、その愛くるしくも逞しい姿に癒やされてみてください!
では、今回はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。
