POP RACE PANDEM DATSUN 620 BLUE NEW TOOLING

POP RACE

POP RACE PANDEM DATSUN 620 BLUE NEW TOOLING(パンデム・ダットサン 620 ブルー・ニュー・ツーリング)レビュー|クラシックピックアップが放つ、ブルーの進化形!


はじめに

ピックアップの素朴さに、PANDEMのワイドボディをドンと載せた—その反則級の存在感を、POP RACEが1/64に凝縮。低く構えたスタンス、深いフェンダーの抉(えぐ)り、そしてブルーの塗装が光の角度で表情を変える……“小さいのに主役級”。棚のいちばん前を奪いにくる1台です。


車種の解説

ダットサン620は’70年代の日産小型ピックアップ。素直な直線基調のボディと軽快なハンドリングで、北米を中心に愛された名作です。本作はその620にPANDEMのワイドボディを組み合わせたカスタム像を、POP RACEがモデル化。クラシック×モダンの“いま”な解釈を、丁寧な造形で見せます。


フロント

バンパー~グリル周りは段差やメッシュの層感をモールドで積み重ね、ライトとウインカーはシャープな造形で引き締め。ヘッドライトはもちろんクリアパーツ。下へ落ちるリップのラインがスタンスを強調し、前から見ても“ワイド”が伝わる表情です。


リア

テールゲートのプレスライン、ランプの仕切り、ナンバーハウジングまでキッチリ造形。荷台側の縁の厚み表現も好印象で、実車の“働く道具”らしさとカスタム感のバランスが心地よい仕上がり。荷台のロールバーもレーシーな雰囲気を加速させています。


サイド

主役はもちろんオーバーフェンダー。前後で抉りの深さと開口を変え、タイヤハウスに陰影を作るので1/64でも存在感が桁違い。ローダウンしたロングベッドの水平ラインと相まって、静止していてもスピードが滲むシルエットです。ブルーメタリックにホワイトのラインが映え、TOYO TIRES・PANDEM等のロゴが映えます。また、マフラーはサイド出しでサイレンサー部分にもSMPのロゴが入りかなり細かな作りとなっています。


トップ&ボトム

上からはキャビンと荷台のボリューム配分がよくわかり、ベッド内のリブ(溝)も見どころ。裏面にはサイド出しのマフラーが主張しています。モールドもそこそこ入っており、ぬかりなしっ。


スケール・ギミック

・スケール:1/64
・ギミック:テールゲート開閉・ボンネット取外し可能

ボンネットは開閉ではなく、取外し可能となっています。マグネットで止まっており、外すのもつけるのも楽ちんです。エンジン部分もしっかりと色分けあり。


発売情報

  • メーカー:POP RACE(ポップレース)
  • 商品名:PANDEM DATSUN 620 BLUE NEW TOOLING
  • 発売日:2025年8月

おわりに

“ピックアップ=素朴”という先入観を破壊し、ワイド&ローで魅せる620。輪郭の立ち方と、ブルー塗装の映えが抜群で、旧車好きもスタンス派も満足度高し。その他のコレクションと並べても埋もれない“存在感”があるので、ショーケースの主役にもぜひ。とにかく満足感が高い一台でした。パッケージのイラストも一目見ただけで直感的にカッコイイと言ってしまうほど、なんなら箱のまま飾っても良いかも(笑)
さて、今回はこの辺で、、、何かの参考になれば幸いです。

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